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2020.06.05

「ペルソナ設定」の意味。 Webマーケティング初心者によるブログ記事を書く時のおはなし。

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ブルームジャーナルをご覧のみなさん、こんにちは、はじめまして。
Webマーケティング初心者、ワキと申します。

現在わたしはSEOの勉強に加えてブログ記事を書く仕事にも携わっていますが、初心者のため絶賛文字書き修行中の身です。

さて、みなさん「ペルソナ設定」という言葉を聞いたことがありますか?
ゲームの呪文のような言葉ですが、マーケティングに携わる人はよく耳にすることがあると思います。

大雑把に言ってしまうと商品やサービスを提供したい人を決める「ターゲット設定」のことで、マーケティングでは必須の手法ですが、このペルソナ設定、色々な場面で使うことができる優れものなんです。

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特に私のようなWebマーケティング初心者は知っておくと、とーっても心強い手法なのでブログに役立つ「ペルソナ設定活用術」について、私自身がこれまで学んだことのアウトプットを兼ねながら数回に分けてお話ししていきたいと思います。

今回は「ブログ記事を書くうえで、なぜペルソナ設定が有効なのか?」そして「ペルソナ設定ってどんな手法なのか?」という基本の「き」のおはなしです。

ここに目次が入ります

 

記事作成でWebマーケティング初心者が陥りやすい罠

ブログ記事でうまく文章が書けない!とお悩みの方、次の3つの罠に心あたりや引っかかった経験はありませんか?

罠その1 内容を詰め込み過ぎてしまう
罠その2 主観が強くなってしまう
罠その3 とりあえず書き始めてしまう

この3つの罠は、私もよく引っかかりがちなんです。

企業のブログは、売上げやブランディングなどにつながる重要な情報発信ツールです。
だからこそ伝えたいこと、知って欲しいことを色々と書かなければいけないと思い頑張っちゃいますよね。
そうなるとついつい内容を詰め込み過ぎて、罠その1「内容を詰め込み過ぎてしまう」の餌食になってしまうわけです。

また、書いているうちに頑張りすぎて自分自身の気持ちがヒートして、もはや企業のブログというより自分の気持ちを綴るポエムのようになってしまったなんてことありませんか?
そんなあなたは残念ながら罠その2「主観が強くなってしまう」に引っかってしまったようです。

そして「何書いていいかわからないけど、とりあえず書き始めたらなんとかなるべ!」と思ってしまうそこのあなた!罠その3「とりあえず書き始めてしまう」が1番怖い罠と言ってもいいでしょう。

とりあえず書き始めてみると意外と書きたいことが多くなって収集がつかなくなり、気づくと謎の文章が目の前に広がって結局最初からやり直しということも少なくありません。

ペルソナ設定ができていないから罠に引っかかってしまう

この3つの罠に引っかかってしまうと、せっかく頑張って記事を書いたのに読み手にとっては読むのも疲れるし必要な情報も得られない、苛立ちすら感じさせるブログになってしまう可能性があります。

「ニーズに合わないブログ=検索されないブログ」になってしまいSEO的にも大変由々しき事態になってしまうわけですね。

初心者がこれらの罠に引っかかってしまう原因の1つとして「誰に向けた記事なのか、ターゲット設定がきちんとできていない」ということが挙げられます。

ブログを書く上でターゲットを決めるのは基本中の基本ですが、意外とぼんやりとしかターゲットを決めていなかったり、ターゲットを決めるだけで満足してしまいターゲットが必要としているものまでは考えなかったりするというケースが大変多いようです。

ではターゲットを明確に、より意識しながら記事を書くにはどうすればよいのでしょうか?

そこで悩めるブログ記事初心者の前に颯爽と現れたのが「ペルソナ設定」です。

「ペルソナ」ってどんな意味?

「ペルソナ」という言葉の本来の意味についてざっくりとまとめました。(「ペルソナ」と聞くと某ゲームを思い出す人は私だけではないはず。)

「ペルソナ」という言葉は元々古典劇で役者がつけていた「仮面」のことです。これをもとに心理学者のユングは「人間の外的側面」、簡単にいうと仕事や学校、家で過ごす中で状況にあった役割を果たすために作られた表面的な人格を「ペルソナ」と呼びました。

さらにマーケティングにおいては「架空の顧客を考えて、そのユーザーがどのような商品やサービスを提供してほしいか?」というターゲット選定のために用いる手法が「ペルソナ設定」という呼び方になったわけです。

これらのことから「ペルソナ」はフランクに言うと「キャラづくり」といった意味を持つ言葉だということがわかります。

「ペルソナ設定」の一般的な方法

マーケティングをする上で必須と言われる「ペルソナ設定」ですが、具体的にターゲットを作り上げるためにどんなことをするのでしょうか?

マーケティングにおけるペルソナ設定は様々なリサーチ情報やデータをもとに、とんでもなくマニアックな部分まで設定を考えた架空のユーザー像を1人作り上げます。

例えば氏名、年齢、性別、居住地、職業、勤務地、年収、家族構成、趣味はもちろんのこと、その人の生い立ちから身体的特徴、性格的特徴、価値観、消費行動や人には言えないあんなことやこんなことまで設定する企業もあるようです。

これだけ見ると「なんか怖い…!」と引き気味になるかもしれませんが、単に妄想力を爆発させているわけではありません。
できるだけ詳しくリアルなユーザーをターゲットに設定するのは、次のようなメリットが得られるからです。

1 ユーザーの視点で考えることができるので思い込みを防ぐことができる
よりピンポイントにユーザーが必要としているものが明確になる
価値観の多様化とニーズの細分化が進んでいるため、ユーザーのニーズによりマッチしたコンテンツを提供することが可能になる

このメリットこそがペルソナ設定の目的ともなる部分です。
ターゲットの視点から必要なものを考え、ニーズにマッチしたコンテンツを提供するには、相手をよく知りつくす!ということが大切なんですね。

ペルソナ設定で3つの罠を華麗に回避!

さて、ペルソナ設定の基本についてお伝えしましたが、ペルソナ設定でターゲットを明確にすることがブログを書く上でもとても大切ということを改めて確認してみましょう。

先ほどの「ペルソナ設定」3つのメリットをブログ記事作成に当てはめてみるとあら素敵!
ブログ記事作成初心者が陥りやすい3つの罠を回避できるのです。

1つ目「ユーザーの視点で考えることができるので思い込みを防ぐことができる」については読み手の視点から考えることで読み手にとって必要な情報、不要な情報が明確になり、誰に対して伝えたい情報なのかはっきりと意識して記事を書くことができます。

これで自分の気持ちを熱く語るなんて暴走も防ぐことができるので、罠その1「内容を詰め込み過ぎてしまう」、その2「主観が強くなってしまう」をいっぺんに回避できます。

2つ目「よりピンポイントにユーザーが必要としているものが明確になる」については読み手が必要としているものがピンポイントでわかると、どんな内容の記事にすればよいのか、どんな風に書けばわかりやすいかなどしっかりと考えることができます。
しっかりと考えると、とりあえず書き始めてしまうといったこともなくなり罠その3「とりあえず書き始めてしまう」を回避できます。

記事の内容を明確にできれば書き手も記事を書くことがぐっと楽になりますし、読み手にとってもニーズに合った記事を提供してもらえてWinWinの関係を築くことができます。
読み手のことを考えて質の高いコンテンツを作ることはSEOでも大切なことですからね!

3つ目「価値観の多様化とニーズの細分化が進んでいるため、ユーザーのニーズによりマッチしたコンテンツを提供することが可能になる」についてですが内容の関係上長くなってしまうので、次の回でより詳しくお話ししたいと思います。決してめんどくさくなったわけではありません。

まとめ

という訳で長さと区切り的にここしか区切りどころがなさそうなため、今回はここまでにしたいと思います。
ペルソナ設定ができたとしても文章構成もしっかりしていないとこんな中途半端になるよ、という悪い例ですね。課題は山積みです。

今回の「ペルソナ設定」基本の「き」で、これだけはおさえておきたいポイントは2つです。
・ペルソナ設定をしてユーザーの立場からニーズを明確にすることは、質の高いコンテンツを提供するためになる。
・ペルソナ設定はマーケティングだけではなくブログ記事作成においてもとても大切なこと。
という点です。

相手の立場に立って何かを考えるのは、人間関係を築く上でも大切なことなので常に意識しておきたいところです。

次回は「ペルソナ設定」基本の「ほ」の部分、ブログ記事 ペルソナ設定のメリットについてお話しします。

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